ことのは

2012年5月31日 (木)

生きるとは この世に享ける

生きるとはこの世に享ける待ち時間 悔いを残さず使いきること

(朝日新聞 4月12日 ことば学ぶ力を支える より)

灘中で3年間かけて中勘助の「銀の匙」を学ぶ授業をして有名な橋本武さんが最近読んだ歌。明治の最後の年に生まれた方が、最近読んだ歌とは・・・・シンプルで説得力あり。

2012年5月 8日 (火)

わが君は

『わが君は 千代に八千代に さざれ石のいはほとなりて 苔のむすまで  読み人しらず』

「古今和歌集」(905年)の「賀歌」にある「君が代」の元歌とされている歌らしい。それから100年後の「和漢朗詠集」で わが君 が→ 君が代は になって今の国歌と同じになったとのこと。【今日の朝日新聞の投稿から】

「君が代」についていろんな思いがあるだろうけど、投稿者の藤富さん(84歳)は、元の「わが君」は、天皇とかぎらず―わが親しいあなた―なのだという。そして、明治維新期に「君」を天皇と限ったとしても、今日的批判は当たらないと言っている。

戦争を経験した人にそう言ってもらえると、ちょっとほっとします。君が代の旋律も言葉の響きも好きだし、日本人として堂々と歌いたいと思っても辛い思いをする人がいるのも現実(らしい)ですし・・・

藤富さんは最後に「いとしい教え子のあたたの人生が長く豊かに続くように」と念じていただけないか。国歌・国旗は一国の存在・尊厳の象徴であり、文化は継承されてこそ文化、文明は飛躍してこそ文明である。と、結んでいます。

なんか、 一青窈のハナミズキを思い出しました(きみと好きな人が100年つづきますように~note) 親しい人の幸せを願う気持ちはいつの時代でも同じなんですね。国歌に読み人知らずの歌を採用した日本人ってかっこいい!未来にむけてもかっこいい日本人でありますように・・・

2012年4月21日 (土)

サクラ

《散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ》


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今年も無事、真原のサクラを見る事ができました。

2011年1月19日 (水)

さいぎょうが・・・

昨年、「縫物するときに唱えるうた」というのが投稿されていた。

さいぎょうが 旅の心にせかされて 急ぎに縫うは よろしからざり

投稿者が出かけ際にホックがほつれてあわてて縫いなおそうとしたら、姑さんがこの歌をおしえてくれて、不思議と落ち着いて修理ができたという話。

あわてちゃいかんぞ!think というかんじがよく出てて心に残っていたのですが、

西行と縫物にまつわる「まじない歌」は全国にいろんなヴァージョンがあるのだそうで、洋服をきたままボタンつけたり、縫いなおしたり、危険がともなうときに心をおちつかせるおまじないの歌として広まったらしい[1月13日 朝日新聞]

あわてない、あわてない。

2011年1月10日 (月)

今日の天声人語

<心がうらぶれたときは 音楽を聞くな>

という新鮮な詩がある。清岡卓行(たかゆき)さんの「耳を通じて」だ。

ではどうするか。

<空気と水と石ころぐらいしかないところへそっと沈黙と食べに行け!

遠くから生きるための言葉がこだましてくるから>

▼逃げずに挫折や傷心と向き合えば、再起の手がかりが降臨する。

心のささくれが絶えぬ現代人には、そうした「無音の恵み」こそ良薬なのかもしれない。

何より誰かを煩わすことがない。いざ、沈黙を食べに河原にでも。

2011年1月 8日 (土)

ときどきココロにコツんとくる575や575-77にであう

去年のヒット

「風船のぶぶぶぶぶぶと萎みけり」

これ最高‼ この音、子供が驚いたりビックリしたり以外に膨らまし風船の楽しみよりも刺激的だったりして。

そして今日の575 天声人語より
「温めるも冷ますも息や日々の冬」

洗濯物を干すカジカんだ手をはぁーっと温めて、アツアツのダイエットスープをふうふうして冷ます。確かに息は、日々の冬だ